分散投資と長期運用で資産運用
分散投資することが大事です。現代ポートフォリオ理論によれば、異なる値動きの資産を複数組み合わせれば、リスクが低減することが証明されています。
また、長期運用も非常に有効です。過去数十年のデータにより、株式や債券へ長期投資した場合になだらかな右肩上がりとなっており、必ずというわけではないですが、損をする確率もグッと低くなるからです。
資産運用の基本であり、もっとも重要なポイント、それが「分散投資と長期運用」です。
これはコストコントロールという点でも優れています。たしかに、分散投資をしようと思うと、投資信託をつかわなければならず、これは手数料が割高のものもあります。
しかし、ほとんど売買しない(長期運用する)ことにより、1年あたりのコストはどんどん減っていきます。長くファンドを保有することが大事なのです。
これを実現するためには、長期にわたり付き合える優良なファンドやETFが必要です。トラッキングエラーが大きかったり、隠れたコストが高いものとは長い付き合いができません。
流動性が低かったり、上場廃止されるリスクのあるETFも同様です。やはり、長いあいだ運用されている、実績のあるファンドやETFがおすすめです。
アセットアロケーションは自分で考えるべきですが、それができないときはバランス型ファンドをつかうのもわるくない手です。
ただ、それには余計にコストがかかる場合があること、予期せぬ投資方針変更などがあることを通常のファンド以上に考えておく必要があるでしょう。
なんにせよ、アセットアロケーションを基本として、分散投資と長期運用でゆっくりじっくり運用していくことが大事なポイントだと思います。
ノーロード投信
ノーロードのインデックス投信を紹介しています。ファンドの長期保有においては申込手数料よりも信託報酬が重要ですが、それでも購入時の手数料が安いに越したことはありません。